商標・知財コラム:工藤 莞司 先生COLUMN

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季紀行
秩父長瀞花の里にハナビシソウを観賞する

久しぶりに秩父鉄道に乗った。本日は長瀞に咲いているハナビシソウを訪ねたい。秩父は私のハイキング先だが、花の鑑賞も多い。ムクゲの花は皆野であった(16.8.18)。桔梗やオミナエシも長瀞近くの寺であり(18.8.15)、初めてのポピーも東秩父高原で観て感激した(19.6.2)。小鹿野ダリア園は昨年のことであった(23.10.5)。そして、今回はハナビシソウが満開と知った。
ハナビシソウそして宝登山 寄居駅で、東上線から秩父鉄道に乗り換えた。長瀞は近く20分程で着き、駅前案内所で情報を得る。花の里は宝登山神社参道から左へ入った地で、徒歩10分という。もう人出があり、前後になりながら坂を上がり、花の里入口に着くと、前方に濃い黄色の花畑が広がっている。

入園料を支払い、カメラを出し遊歩道を歩き出す。黄色否、橙色の原色の花々が咲き誇り、天へ向けて花びらを開き、初夏を告げているよう。ハナビシソウは北米原産で明治期渡来した洋花で、花びらの形が家紋花菱に似ていることからのネーミングらしい。
 斜面に広がる花畑の端をゆっくりと進む。10枚前後の畑の最高部に至り、見下ろす。橙色の花に混じり白や赤色もあり、アクセントを添えている。奥の山が宝登山(23.2.24)と分かり、ハナビシソウ畑のバックに入れたアングルとし、2,3度シャッターを切った。またハナビシソウの花々に目を移した。
 隣の旧新井家住宅へ寄る。一度見学したことを思い出し、古民家に近付いて少し記憶が蘇った(97.3.29)。当地の名主を務めた養蚕農家の古民家で、280年前建築(推定)とある。屋根が板葺きで、それも雨に強い栗板という。確かに、大きさや部屋数等からも普通の農家ではない。

宝登山神社参拝 宝登山参道へ戻り、坂道を上がり続け、宝登山神社へ。急な石段を上がり、本殿前へ出て参拝。孫達の成長をお願いした。当社は初めてではなく、宝登山山頂下の奥社も詣でたことがある。秩父鉄道長瀞駅に戻り、寄居駅で東武東上線に乗り換えると、森林公園駅行き。森林公園駅で乗り継ぎもスムーズであった。(2024/6/1)

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