商標・知財コラム:工藤 莞司 先生COLUMN

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季紀行
千駄ヶ谷鳩森八幡、外苑西通りから青山へ

千駄ヶ谷から鳩森八幡 都内千駄ヶ谷の鳩森八幡、将棋会館を訪ねることにした。購読紙の“我がまち再発見・東京千駄ヶ谷編”(24.2.1讀賣夕刊)からである。今回は、大江戸線で国立競技場前駅からにしようと、神保町駅と新宿駅で乗り換えた。国立競技場駅で地上へ出ると、JR中央線千駄ヶ谷駅前。左折して鳩森八幡へ歩く。2,3の交差点を過ぎると鳥居前へ出た。鳩森八幡とは思わなかったがその参道で、境内に入り、再訪で、大きな富士塚や将棋堂があり見覚えがあった。社殿前へ進み、家族の健康をお願いした。将棋堂には天童産の王将の大駒が奉納されている筈だが扉は閉められたまま。

 藤井八冠効果か 通りを挟んだ隣が将棋会館。小さなビルだが、今年中に近くに移転すると新聞で知る。1階の売店を覗くと、藤井八冠(当時)の扇子や色紙が並んでいる。私は、1冠前後から藤井ファン。静かに読み耽る姿も良く、AIを超えた頭脳の持ち主だろう。研究熱心も加わる。
 会館には出入りがあり、階上には対局室があって、賑わっているようだ。藤井効果であろう。若い頃天童産の駒でへぼ将棋を指したが、へぼのまま終わってしまった。

外苑西通りを歩く 青山通りへ向け、外苑西通りへ出ようとする。途中ビルの階段にへばり付く石造りの榎稲荷があり、手を合わせた。案内柱に従い外苑西通りへ入り、霞ヶ丘公園前。そのまま直進を続ける。地図上は左手に寺町のように寺があるのだが、実際は通りの裏手。芭蕉句碑のある龍厳寺や海蔵寺を探そうとしたが住宅、商店が立ち連なる街中で、見付からない。偶々熊野神社前へ至り、通りから頭を下げた。
 青山通りとなり右折して、最後の善光寺は表通りにあり、何とか探し当てたが、肝心の句碑のある庭は施錠中で、残念。長野善光寺とは無関係らしい。鐘楼があった。

活け花展へ 本日は、旧友の活け花展が文京シビックホールで開かれている。約束の時間が迫り、地下鉄半蔵門線表参道駅から三田線の神保町駅で乗り換え、春日駅に降り会場へ。僅かに遅れたが、挨拶し一回りした。旧友の作品は他とは違い、ベテランの域に達したような味の深い巧みな作品と感じた。Wさんと一緒になり、水道橋駅前で居酒屋へ入った。
(2024/2/10)

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