商標・知財コラム:工藤 莞司 先生COLUMN

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季紀行・ポピーが咲く高原編
満開のポピーが咲く東秩父高原を巡る

私のホームグランド奥武蔵の東秩父村高原にポピーが咲いたと知った。東上線小川町駅に降り、白石車庫行きバスに乗る。運転手に最寄りバス停は橋場と教えて貰う。バスは見覚えのある街から山間に入り、東秩父村で、10年振り位か。
橋場に着くと、ポピー祭り会場への案内があり、4km先との表示。徒歩でも1時間を要しないが峠の坂道だから+20分かなと見当を付け、スタート。

峠道を上がる

秩父へ通じる道は結構車の往来があり、くねる舗道の右端を上がり続ける。時々山村集落があるが現在では過疎状態のよう。栗和田集落を過ぎ粥仁田峠への分岐に至り、同峠からの下りに歩いたこと(96.9.16)を思い出した。舗道は大きく左右に振れ始め、左手木立の間に見える山は武甲山のようだ。尾根が近くなり、右側が牧場。そして二本木峠へ上がり、ここで左へコースを採り、下りになる。山の端を出ると目の前に広い高原が広がった。

満開のポピー園を巡る

南向きの斜面一杯に赤色中心のポピーが華やかに咲き広がっている。受付を済ませ入園。先ずは遊歩道から花を至近で眺める。大きな柔らかな花弁は、赤色だがきつい程ではなく丁度良いと思う。そして、全体を見回すと、晴天下高原を埋め尽くす程に咲き揃い、鮮やかで美しい。ポピーを眺めてはカメラを向けるのを繰り返しながら、ゆっくりと進む。芥子の一種で栽培禁止の花もあるようだが、子供の頃は近所の家庭で栽培し、珍しい洋花だなと眺めたことがあった。本日日曜日で人出は多く、列をなし遊歩道を上下している。今度は、下から花畑を見上げるとこれも良い。花友へもと携帯にも写した。帰りはバスで秩父鉄道へ出ようと決め待合所へ下ると、下の区画はピンク系のポピー。これも美しい。ポピーの花に充たされ、シャトルバスで秩父鉄道皆野駅へ出た。
(2019/6/2歩く)

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