商標・知財コラム:首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季山歩き里歩き紀行・ハゲイトウ編
ハゲイトウが満開であった武蔵丘陵森林公園

 武蔵丘陵森林公園で、ハゲイトウが見頃と知った。家庭の庭に咲くハゲイトウは見たことはあるが、どんな花畑か興味が湧いた。森林公園は東武東上線森林公園駅からで、我が家から近くこれまでも訪ね、山百合(10.7.31)や桔梗の花(13.7.8)を観賞している。

 駅から歩いて森林公園へ 成増駅へ出て、東上線に乗車。川越駅からは30分程度で、森林公園駅に着いた。森林公園行きバスは、平日はなく、徒歩。多分園内だけでは歩き足りないから、約2kmの歩きは丁度良い。駅前正面から北に延びる遊歩道は1,2度歩いたことがある。

郊外へ出て左右には田畑も見え始め、田圃では稲刈り作業もしている。森林公園南口に着き、ハゲイトウ畑への案内に従い園内奥へと進む。左手に山田城跡を見ながら、小さな丘を越す。数年前の夏、花友と山百合を探した時も通ったルートのようだ。坂を下りながら、ハゲイトウの花は、桔梗の花と同じ畑だなと思い始め、その通りで、運動広場を横切ると真っ赤な花園が前方に広がった。

 ハゲイトウは満開 入口の壇に上がり、花畑全体を眺め回す。赤と黄色のハゲイトウが交互に列をなし咲き揃っている。畑の外をゆっくりと、カメラを構えながら周遊する。近付くと、赤も紫かがった花と、薄くピンクぽい赤の花もある。満開をやや過ぎた頃のようで、一番美しい時期のよう。入口付近の花達は斜めになっていたが、奥では真っ直ぐな花を保っている。先日の台風の影響と気付いた。最奥で、上方から見下ろしたアングルと座って目線を低くしシャッターを切ってみた。隣の畑の赤蕎麦の花も、満開。しかし、隣のハゲイトウの花とは色の外、占める広さにも大差があり、ひっそりと咲いている風である。少し後ろ髪を引かれたが花畑を後にした。

 林の中に進入し吊り橋を渡り、山道を抜けて、南口へ続く舗道へ出た。左下は池と言うよりは、谷川のようで、山奥を歩いている感じ。南口を出て、往きの際チェックしておいた園外のバス停からバスに乗り、森林公園駅へ戻って、帰途に就いた。
(2018/10/15歩く)

首都大学東京 法科大学院 元教授 元弁理士
工藤 莞司

メルマガ登録
工藤 莞司 先生
工藤 莞司 先生
バックナンバー
ページTOPへ