ユーザー様の声
鈴木正次特許事務所 所長代理・弁理士 鈴木 一永 先生
- 鈴木 一永 先生
- 鈴木正次
特許事務所
弁理士・所長代理
昭和4年(1929年)4月鈴木徳明特許事務所として開所
商標実務は出願手続、異議申立、審判請求等の手続をスピーディーに代理・処理。
欧米、中国・韓国・台湾等のアジア諸国への出願手続も対応可能。
商標の調査はコンピュータ・データベースを用いた検索、調査の他、
熟練した担当者がマニュアルによる図形商標等の調査を行っている。
特許・実用新案・意匠の先願等の調査も行っている。
- 【経歴・会員】
- 平成14年弁理士登録
平成15年度から平成20年度 日本弁理士会商標委員会委員
平成21年度 日本弁理士会執行理事(担当商標委員会他)
平成22年度 日本弁理士会副会長(担当商標委員会他)
平成23年度から平成25年度 日本弁理士会広報センター副センター長
平成27年度から日本弁理士会広報センターセンター長
日本弁理士会新人研修講師(商標)
日本商標協会会員 - 鈴木正次特許事務所
- http://www.suzuki-po.net/
インターマークを使い始めたきっかけ
商標専門の人は、自分の頭に類否の基準、考え方の基準が形成されているので、どれを使っても、何を使っても調査できる。それぞれソフトウェアの特徴をみて、その特徴に合った出し方をすればよい。ただし、1種類は危険、J-PlatPatだけじゃなく、色々見たほうがいいが、インターマークの元々出てきたときの売りは、専門家じゃなくてもできるという売りだった。だから、たまに商標の調査をやるときにも、J-PlatPatだと普通に出てくるしかないので、うまく見れないが、インターマークは、一応の閾値を出してくれて拠り所になる。あまり慣れていない人でも対応できる。そういうのが強み。それを狙って作った。インターマークは、他社の民間初の類似商標検索システムが一方にありながら、それにできないこと、弱いところを補ったDBを新富さんが作った。(インターマーク開発には、私やその他商標の専門家が相談に乗っていた。)狙いは商標初心者でもそれなりに取っ付きやすくできて、なおかつ使い易いところが最大のメリット。(段々と、検索テクニックを駆使して)自分が出したいものを出そうという人がいなくなってきた。インターマークは、それまでのDBができないことをと、TN法をベースにしたDBを始めた。
その頃から、私は、DBは複数のものを使うのが一番良いと思っていた。
インターマークを使い続ける理由・メリット
人間の作るものだから、1種類でやるというのは無理がある。完璧に近いかもしれないが、DBに漏れがあるかもしれないことや、審査官の審査にもブレることがありうるので、漏れることがあるかもしれない。特許庁のデータでも検索称呼が漏れていることがたまにある。考え合わせると、1つでなく、2つのDBで、色々な出し方をして、色々な読みを入れて、できるだけリスクが少なくなるように、今だとインターマークとJ-PlatPat等の使い方をする。そうしないと調査をしている人にとっては、身を守ることにならない。そのときは、そのDBの何が強みで、何が弱いかというのを把握する。あとは、費用対効果の問題とか考えて、その次は、出てきたものが見やすいかとか、客にそのまま製品として提供できるか、それぞれのDBの特徴を理解して、それぞれ使いたい。実際、こちらも助かっているというか、インターマークに関して言えば、一番容易に動いてくれる。それがずっと使い続けている理由だと思う。
一つに絞るということを調査としてやっていない。調査を仕事としてやっているのであれば、自分の後ろにお客さんがいる。リスクは最低限に少なくすべき。お客さんのためにやっているとすると何種類かのDBを使わざるをえないと思う。
よく使っているのは、インターマーク機能のTNサーチ、Mr.3条、拒絶サーチで、シリーズサーチも使い、また差異音サーチも使うこともある。
インターマークとJ-PlatPatを対比してみていることが多い。
複数のDBを使っていると、ちゃんとリスクは省ける。昔のように検索に時間も掛からないし、あっと言う間に結論が出るし、繰り返しやってみる、そうすることが精度を上げることになっていると考える。1個1個の作業がそんなに難しくなくて、費用的にもリーズナブルになっているので、使い続けているかなという気はする。
色々弁理士会の関係もあり、委員会が週に何度かあるような、限られた時間のときでも、他の人が出した検索リストでも、自分がやったのと同様に見れる。誰が出しても基本的に同じなので、そういうことが、使われている理由として大きいかなと思っています。
インターマークを他人におすすめしたい理由
あまり商標に詳しくない人なら、まずインターマークからとおすすめします。分野毎の違い等がなぜ起きるか分からない人でもとりあえずTN値49点以下、今の実際はそれ以下の点数で、類似とみていいのではとの類否の拠り所にもなる。