商標・知財コラム:首都大学東京法科大学院元教授・講師 元弁理士 工藤 莞司 先生

四季の山歩き里歩き紀行・花見散策編
花見ウォークに石神井川を歩く

 今年の花見ウォークは都内でも、これまで訪ねたことのない地、場所を探し手許の資料を捲ったら、石神井川沿いの氷川台から豊島園が見付かった(「メトロガイド桜の散歩道」24頁)。未訪の地である。

練馬石神井川は見頃 午後、練馬石神井川に花見ウォークをと豊島園へ向かった。大江戸線春日駅から都庁前駅で乗り換え豊島園駅に降りると、石神井川は直ぐ先。中之橋上から眺める下流には、川沿いに桜並木が続き、見頃な花が咲き揃っている。カメラを手に川に沿い下り始める。平日の昼過ぎは人通りは少なく、染井吉野の花を愛でながらゆっくりと歩く。
 下った先の右手にグランドがあり見覚えのある地。現練馬区総合グランドだが、多摩移転前の中央大学グランドで一度歩いたことがあり(00.3.5)、陸上用と野球用とが別の広いグランドであった。 更に下ると高稲荷神社。その名の通り高台に小さな社があり、下の境内では桜祭り開催中。人出があり、テント張りの屋台も並び一昔前の花見風景そのまま。参拝して新大橋を渡り、また川沿いを下る。

石神井川から城北中央公園 正久保橋に至り氷川台で、確か氷川神社がある筈と見渡したが、見付からないまま左手先に林が見え始め、練馬から板橋の城北中央公園へ。また川際には桜が続いた。石神井川はここから右方向へ大きくうねる。川を離れ、公園内を抜け、東武上板橋駅を目指す。園内でも、満開の桜の下で花見を楽しむグループがチラホラ。川越街道を横断する時、五本欅に久しぶりに会い、慌ててカメラに収めたが、葉を付けていない欅は老いたように見えた。

2016/4/2歩く

首都大学東京法科大学院元教授・講師 元弁理士
工藤 莞司

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工藤 莞司 先生
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